更新日:2025年12月11日
確定拠出年金に関する年末調整「小規模共済等掛金給与等控除分」の入力方法について解説します。
拠出方法における年末調整の違い
前提として、確定拠出年金の年末調整の入力は以下3パターンあります。
掛金の拠出方法をご確認いただき、いずれかへ入力が必要となります。
| 入力項目 | 控除内容 |
| 小規模共済等掛金申告分 | 従業員自身が掛金を納付し、給与から控除していない場合 |
| 小規模共済等掛金給与等控除分 | 給与から拠出し控除している場合 ※社会保険計に含めている |
| 小規模共済等掛金給与等控除分 調整支給の入力 |
給与から拠出し控除している場合 ※社会保険計に含めていない |
本ページでは、「小規模共済等掛金給与等控除分」と、
「社会保険料計」に含める設定をおこなっていなかった場合に必要な「調整支給の入力」について解説していきます。
◆小規模共済等掛金申告分の入力方法は以下を参照ください
関連記事:確定拠出年金・年末調整「小規模共済等掛金申告分」の入力方法
年間の控除額合計の確認方法
『Cells給与』では年末調整をする際に、毎月の拠出額や合計額を手入力する必要があります。
ソフトで自動計算・反映はされませんのでご注意ください。
上記を踏まえ年末調整をする場合は、はじめに年間の控除合計額の確認が必要です。
その後、年調データ入力画面で入力をおこないます。
まずは合計額を確認していきましょう。
1.年調データ入力をクリック
事業所ファイルを開き、左メニュー「年末処理」内の「年調データ入力」をクリックします。
2.「シート入力等」タブの「支払状況チェック」をクリック
以下のメッセージが表示されたら「はい」をクリックします。
3.メッセージ画面の「OK」をクリック
以下のメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
4.抽出項目選択で「iDeCo」を選択
「個別支払状況」画面の上部にある「その他の抽出」をクリックします。
「抽出項目選択」のフォーム画面が表示されます。
該当項目の名称、たとえば「iDeCo」を選択し、「OK」をクリックします。
5.「計」欄に表示された金額を確認
年間の拠出合計額が表示されます。
年末調整に必要な年間の控除合計額を算出できます。
※控除合計額はこの後の入力作業で使用するため、メモやファイル出力などでお控えいただくと効率的です
6.画面を閉じる
控除合計額を確認後、「閉じる」をクリックします。
以下のメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
控除額の入力方法
控除合計額が確認できたら入力していきましょう。
1.年調データ入力をクリック
事業所ファイルを開き、左メニュー「年末処理」内の「年調データ入力」をクリックします。
2.小規模共済等掛金給与等控除分への入力
表示されたフォーム画面のリストより該当の従業員を選択し、「生命保険料等」タブをクリックします。
【小規模共済等掛金給与等控除分】欄に先ほど確認した控除合計額を入力します。
※数値入力後、必ず「Enter」キーを押してください
社会保険計に控除を含めている場合は、以上で入力は完了となります。
含めていない場合は、次の章で解説する「調整支給の入力」をおこなってください。
調整支給の入力方法(社会保険計に含めていない場合)
調整支給の入力をしていきましょう。
1.調整支給の入力をクリック
事業所ファイルを開き、左メニュー「年末処理」内の「調整支給の入力」をクリックします。
2.「社会保険料」に控除額を入力
掛金を控除していた従業員の「社会保険料」に先ほど確認した控除合計額を入力し、「閉じる(登録)」をクリックします。
以上で入力は完了となります。
源泉徴収票での見え方
年調データ入力完了後、源泉徴収票では「社会保険料等の金額」欄の左上部に
「内 XXXXXX円」というように内書として年間の控除合計額が表示されます。
※社会保険計に含めている、含めていない場合、いずれも同じ見え方になります
源泉徴収簿での見え方
年調データ入力完了後、源泉徴収簿では右下にあります「⑫のうち小規模企業共済等掛金の金額」欄に
年間の控除合計年間の控除合計額が表示されます。
社会保険計に含めていない場合
源泉徴収簿の左下にあります調整分の「社会保険料等の控除額」に年間の控除合計額が整数で表示されます。
同じく調整分の「社会保険料等控除後の給与等の金額」に年間の控除合計額がマイナスで表示されます。