更新日:2025年4月28日
このページでは、『Cells給与』での住民税の控除月の変更方法ついて解説します。
徴収月の確認
給与計算では、当月払いの事業所は表示と同月に登録されている住民税額が控除されます。
翌月払いの事業所で「基本項目」>「その他」タブ>「B 支払月の表示」の「支払月が相違する」にチェックを入れている場合は、
支払月と同月に登録の住民税額が控除されます。
どの登録月の住民税額が控除されるのかは、「入力と計算」画面の「支給日等入力」に表示される『住民税徴収月』にて確認することができます。
例1:当月払い 6月分給与 ⇒ 6月の住民税額が控除
例2:翌月払い 6月分給与 ⇒ 7月の住民税額が控除
また、控除月を変更する場合は、下記2通りの方法で変更ができます。
※「「基本項目」から変更する方法」のほうがより簡易的におこなえますが、新年度の住民税を入力する際にあわせて控除月を変更する場合は、
「「個人情報」のシート入力から変更する方法」が便利です。
「基本項目」から変更する方法
1.「基本項目」>「その他」タブを開く
2.「B 支払月の表示」欄のプルダウンから徴収を開始する給与の支払月を選択
「控除月を変更するケース」をご参考ください。
プルダウンリストから選択後、フォームは右上の×で閉じます。
「個人情報」のシート入力から変更する方法
1.「個人情報」を開き、「シート入力」より「住民税(年税額、各月の税額、市区町村名、住所)」を選択
2.「データ読込」をクリック
「データ読込」をおこなうと、登録されている6月~5月までの各月の住民税額が表示されます。
新年度の住民税を登録する場合は、「住民税登録操作マニュアル」6~11ページをご参照ください。
3.「徴収開始月の変更」をクリックし、徴収を開始する給与の支払月をプルダウンより選択
「控除月を変更するケース」をご参照ください。
4.「変更」をクリックし、メッセージは「はい」「OK」で進む
5.「住民税徴収対象給与」ラベルに〇月分と表示されることを確認
徴収月を変更するケース
翌月払い(支払日ベースでの登録)のケース
『Cells給与』では支払日ベース(「基本項目」>「その他」タブ>「B 支払月の表示」の「支払月が相違する」にチェックを入れている)で登録をしている場合でも、
翌月初旬で支払うために締め日が属する月の住民税額を控除する場合は控除月の変更が必要となります。
「末締翌月10日支払い」の事業所の場合を例にてご案内します。
6月分/7月10日支払いの給与を【6月分】で計算する場合に、 該当月に端数を適用したい場合
プルダウンリストから「7月」を選択します。
■基本項目の場合
■シート入力の場合
翌月払い(締日ベースでの登録)のケース
『Cells給与』は支払日ベースでの登録を推奨しておりますが、締日ベースで登録をしており翌月払いの事業所がある場合、
住民税決定通知書に記載の各月の税額通りに税額を入力をすると、正しい金額で控除されない場合があります。
「末締翌月25日支払い」の事業所の場合を例にてご案内します。
5月分/6月25日支払いの給与を【5月分】で計算する場合に、端数を該当の給与に適用したい場合
プルダウンリストから「5月」を選択します。
■基本項目の場合
■シート入力の場合
◆住民税の登録につきましては、下記のサイトまたはマニュアルをご活用ください。
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関連マニュアル:住民税登録操作マニュアル
関連マニュアル:住民税一括変更機能操作マニュアル