Q.お問い合わせ
「年末調整の住宅借入金等特別控除等の額の内訳」を入力しようとしていますが、「特別控除適用数」や「居住開始年月日の1回目と2回目の違い」、「特別控除区分」がよくわかりません。
A.回答
「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書兼住宅借入金等特別控除計算証明書」や「年末調整のための住宅借入金等特別控除証明書」をご確認のうえ、下記を参照に入力してください。
特別控除適用数
住宅借入金の控除を受けた数を入力します。
通常は「1」、増改築などで新たに借り入れをし、追加で控除を受けた場合は「2」以上をご入力ください。
居住開始年月日の1回目と2回目
住宅借入金等特別控除申告書にの左下に記載してある居住開始年月日
2つ以上記入していれば1回目、2回目と記載します。
(増改築の場合が考えられます)
住宅借入金等年末残高
「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」の⑤「居住用部分の家屋又は土地等に係る借入金等の年末残高(用紙によっては「住宅借入金等の年末残高等」)」の金額を転記します。
※連帯債務の場合は、年末残高に本人が負担すべき割合(%)をかけた金額を入力してください。
例)年末残高 33,000,000
本人が負担すべき割合 60% の場合
30,000,000×60%=19,800,000
特別控除区分
従業員から提出された「住宅借入金等特別控除申告書(年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書) 」のかっこ書きの記載を確認し、内容に応じて区分を選択してください。
※居住開始が平成30年12月31日以前の申告書の場合は、上記の画像を参照してください。
※画像は国税庁ホームページより
(証明事項)の表示 | 控除の種類(区分) |
(元号●年中居住者用) | 住 |
(元号●年中居住者・特定増改築等住宅借入金等特別控除用) | 増 |
(元号●年中居住者・震災再取得等用) | 震 |
(元号●年中居住者・認定住宅(等)用) | 認 |
(元号●年中居住者・特例居住用家屋用) | 住(特家) |
(元号●年中居住者・認定住宅等(特例認定住宅等)用) | 認(特家) |
(元号●年中居住者・震災再取得等(特例居住用家屋)用) | 震(特家) |
上記の区分のほか、特定取得の表示については以下を参照してください。
居住開始年月日欄の表示 | 控除の種類(区分) |
(特定) | 特 |
(特定特別) | 特特 |
(特例特別特例) | 特特特 |