更新日:2025年6月24日
このページでは、『Cells給与』での産休・育休中の計算方法について解説します。
ページ下部に掲載している動画からも詳細をご確認いただけます。
【個人情報】情報の登録
以下のように対象者について登録します。
【1】休業開始日・休業終了予定日を登録
産休・育休の開始日と終了予定日をそれぞれ入力します。
POINT
入力された休業期間にて、社会保険料の免除有無のチェックを計算前におこないます。
正確なチェックをおこなうためには開始日・終了予定日ともに入力が必要です。
未入力・どちらか一方のみの場合はチェックができません。
【2】社会保険料を免除にする場合
「産前産後休業者、育児休業者(社会保険料免除)」にチェックを入れてください。
POINT
・チェックを入れると、「基本情報」タブの社会保険料(健保、介護、厚年、基金)が0円に変更されます。標準報酬月額はクリアされません。
・チェックを外すと、標準報酬月額と料率に基づき社会保険料が計算されます。
【3】給与支給額を0円にする場合
「給与計算時に支給額を0円にする」にチェックを入れてください。
POINT
・チェックを入れても、「基本情報」タブの固定手当等に登録している金額はクリアされません。
・給与計算時に自動で一部計算をおこない支給額を0円にします。
【個人情報】登録内容の確認
「産休育休/休業」タブに登録された内容は、個人ごと及び一覧で確認できます。
【4】該当者の設定状況確認
従業員を選択すると、右上に現在の設定状況が表示されます。
「産休育休/休業」タブを開くことなく、【社保免除】【不支給】設定状況の確認ができます。
【5】複数名を一覧で確認
「免除期間」をクリックすると、現在設定中の従業員全員を一覧で確認できます。
それぞれの従業員の社保免除期間を確認する際にご利用ください。
※免除期間は、保険料免除対象の月を表示しています。
【計算前】対象者の確認
1.「入力と計算」にて、通常どおり「計算」へ進みます
今月、社会保険免除または給与不支給の設定されている従業員がいる場合は、その旨表示がされます。
クリックして詳細を確認してください。
2.「※確認が必要なデータがあります。」と表示がある場合は、「社保免除期間」内の要確認データをチェックします。
・産休育休終了日が過ぎていて社保免除期間でないけれど、社保免除のままとなっている。
・産休育休開始日に到達し社保免除期間となるけれど、社保免除設定がされていない。
控除月について
免除期間は「計算前チェック」にて設定されている【当月控除/翌月控除】を参照しています。
なお、初期設定は【翌月控除】です。
控除月を変更する場合は、「計算前チェックの活用方法」をご覧ください。
データの修正が必要な場合は、「計算前チェック」または個人情報にて修正をおこなってください。
【計算後】計算結果の確認
計算後、計算結果の「明細」を開き、計算結果の確認をします。
※「給与計算時に支給額を0円にする。」と設定している従業員は、自動的に一部計算がされています(氏名の右側に〇印がついています)。
関連:住民税の納付方法を普通徴収に切り替える場合
「個人情報」の「住民税登録」をクリックし、対象者の住民税をDeleteキーで削除します。
削除後にEnterキーを押し、年税額が変更されたら「フォームを閉じる」をクリックして閉じます。
※「個人情報」に住民税額を残しておきたい場合は、給与計算時に「明細入力」で
住民税額を0円に修正することも可能です。
また、住民税異動届の作成につきましては「住民税異動届作成マニュアル」をご覧ください。
動画解説:産休・育休中の計算方法(9分00秒)
・はじめに | 00分00秒 |
・【個人情報】情報の登録 | 00分52秒 |
・【個人情報】登録内容の確認 | 04分06秒 |
・【計算前】対象者の確認 | 05分00秒 |
・【計算後】計算結果の確認 | 07分23秒 |