更新日:2026年10月9日
このページでは、賞与計算時の源泉所得税額の計算方法について解説します。
原則として、賞与計算では「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」を使用します。
賞与の源泉所得税額の計算方法について
賞与の源泉徴収税額は以下の計算手順で求めます。
- 前月の給与額から社会保険料等の金額を差し引く
※『Cells給与』では「課税対象額」欄に該当します
- 1.で求めた額(課税対象額)と、個人情報に登録の「扶養人数」に応じて、
賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表から当てはまる
「賞与の金額に乗ずるべき料率」を検索する
- 計算する賞与額から社会保険料等の金額を差し引いた額(課税対象額)に、2.の料率を乗じる
上記の通り、支給する賞与額だけでは「賞与の金額に乗ずるべき料率」を判断することはできません。
正しい料率を判断するには、前月の給与額から社会保険料等の金額を差し引いた額(課税対象額)が基準となります。
そのため、賞与の課税対象額を基準に料率を判断し、その料率で源泉所得税を算出した場合、税額は異なります。
なお、賞与計算を実行をする際、前月給与が「0」または前月給与の10倍を超える賞与が支給される場合は、
源泉所得税の特例計算が適用されます。
『Cells給与』で賞与の源泉所得税の特例計算をする場合の手順については
「賞与の源泉所得税の特例計算はできますか?」をご参照ください。
参考:賞与の源泉徴収税額の税額確認方法例
以下の手順では、令和8年6月に支給される賞与を例として記載をしています。
1.前月給与の「課税対象額」を確認する
【前月給与の課税対象額:508,975円】
※「給与更新」が完了している場合、確認したい月の「○月」をクリックすると
保存データの内容を明細書形式で確認することができます。
※支給控除一覧表等の一覧表形式で確認する場合は
「給与更新済みの過去月の給与明細や帳票を出力する方法」の手順でご確認ください。
2.個人情報で「税扶養人数」を確認する
【税扶養人数:2人】
3.賞与の源泉所得税額表から「賞与の金額に乗ずべき率」を探す
1.の【前回給与の課税対象額:508,975円】と2.の【税扶養人数:2人】を参考とした場合
【料率:16.336%】
4.今回賞与の「課税対象額」に料率を掛けて賞与の源泉所得税額を算出する
【今回賞与の課税対象額:676,000円】×【料率:16.336%】=賞与の源泉所得税額:110,431円
※個別で確認する場合、「賞与処理」>「入力と計算」>「明細」より明細をご確認ください。
※一覧表の形式で確認する場合は「賞与処理」>「支給控除一覧表」等からご確認ください。