Q.お問い合わせ内容
顧問先に毎月、勤怠データを入力してもらい、エクセルファイルなどで送ってもらったデータをCells給与に取り込むことはできないでしょうか?
A.回答
Cells給与から作成するエクセルファイル「入力表」を使い、顧問先とやり取りすることで、顧問先が入力した勤怠データをCells給与に取り込むことができます。
社労士事務所側で勤怠を入力する手間が省けるため、大変便利です。
入力表の作成方法
1.事業所ファイルを読み込み、「入力と計算」画面よりツールボタン→入力表タブ→作成ボタン(右上)の順にクリックします。
2.Excelの入力表画面が表示されますので、デスクトップなどの任意の場所へ名前を付けて保存します。
※データでのやりとりをされる場合は、セルズサポートタブにある「ファイル出力」機能では作成しないでください。データ適用ができません。
3.保存したファイルをEメールなどに添付し、顧問先へお渡しください。
※入力表ファイルは入退者などによる変更が無ければ毎月送付する必要はありません。
入力表の仕組み
入力表は、Cells給与が開いている状態で開くとCells給与にデータを適用したり不要な項目を非表示にするボタン類が表示されます。
Cells給与が開いていない状態(=顧問先)で入力表のみをマクロを有効にして開くと、一部の顧問先にとって不要なボタンは非表示となります。
入力表へのデータ入力は、Cells給与の入力と計算の勤怠と同様に、60進法の場合も時間と分を.(ドット)で区切って入力するよう、顧問先にはご説明ください。
一般的な時間表記に用いられる:(コロン)は、Cells給与に取り込んでも正しく計算できません。
顧問先から送られてきた入力表の勤怠を取り込むには
1.Cells給与で勤怠データを取り込む事業所ファイルを開き「入力と計算」画面を表示します。
2.顧問先から送られてきた入力表ファイルを開きます。
3.入力表ファイル上の「適用」ボタンをクリックすると、「入力と計算」画面に勤怠データが適用されます。
※この時、NO(社員番号)を基準に、勤怠データは適用しています。新入社員など新たに追加された社員が入力されていないか、念のためご確認ください。
※適用されるのは勤怠データのみであり、支払年月日や社員追加等の情報は追加されません。