Q.お問い合わせ内容
年度をまたぐ賃金台帳を作成すると、特定の従業員だけ前年のデータが表示されません。
A.回答
賃金台帳では社員Noをもとにデータを表示しており、当年と前年で該当者の社員Noが異なっていることが考えられます。
途中で社員Noを変更した場合は、当年データの社員Noのみが変更されるため、過去年の社員Noは以前の番号のまま登録されています。
この場合は、過去年データの社員Noを変更することで、指定した月から1年分の賃金台帳を表示することができます。
前年の社員Noを変更する場合と、前年より前の過去年の社員Noを変更する場合で操作が異なりますので、それぞれ下記の手順にて操作をおこなってください。
前年の社員Noを変更する場合
- 事業所ファイルの「ツール」をクリックし、「個人明細・支給控除・年末調整データ」をクリックします。
- 「前年ファイルの読込」をクリックし、表示されたメッセージは「OK」をクリックします。
- 事業所ファイルの画面上部に「このファイルは前年ファイルです。」と表示されることを確認します。
- 社員Noを変更します。
変更方法は「社員Noの変更方法と影響範囲」をご参照ください。
- 社員Noを変更後、「終了」ボタンをクリックし、「保存して終了しますか?」は「はい」をクリックします。
- 「現在のファイルに切り替えます。」は「OK」をクリックします。
- 現在処理年の画面に戻ったら、「賃金台帳」にて指定した月から1年分の賃金台帳が表示されることを確認します。
前年より前の過去年の社員Noを変更する場合
- デスクトップ上の『Cells給与』アイコンを右クリックし、「ファイルの場所を開く」をクリックします。
- 修正したい処理年のフォルダー(西暦4桁)をダブルクリックして開きます。
- 「Cells給与(.xls)」をダブルクリックします。
- 該当の事業所ファイルを開き、社員Noを変更します。
変更方法は「社員Noの変更方法と影響範囲」をご参照ください。
- 事業所ファイルは「保存して終了」し、『Cells給与』を終了します。
- 通常どおり『Cells給与』を起動し、該当の事業所を読み込みます。
「賃金台帳」で指定した月から1年分の賃金台帳が表示されることを確認します。
なお、過去年の保存データの社員Noを変更したくない場合は、大変恐れ入りますが、前年分と当年分の賃金台帳に分けて出力していただきますようお願いいたします。