Q.お問い合わせ内容
賞与を支給する際、その一部を銀行振込と現金支給に分けて支給する場合はどのように設定すればよいでしょうか。
A.回答
『その他数式適用集』より、賞与の定額現金または定額振込の設定が可能です。
以下の手順で設定をお願いいたします。
※同じ事業所ファイルで、定額現金と定額振込の両方の設定をおこなうことはできません。
※必ず以下の設定をおこなってから、賞与の計算を実行してください。 計算後に設定されても、銀行振込と現金支給に分けることはできません。
また、最初に「個人情報」⇒「振込/年月日/住所等」タブ⇒「支給区分(振込関連)」内の振込区分を確認のうえ、設定をおこなってください。
【振込区分】で『振込』が選択されている場合
『賞与定額現金』に設定された金額が現金支給額となり、定額現金額を差し引いた金額が振込になる設定です。
例:差引支給額が258,000円の賞与で、賞与定額現金を50,000円と設定した場合
⇒現金50,000円 振込208,000円
- 事業所ファイルを開き、左下の『基本項目』⇒『数式情報』タブ⇒『その他数式適用集』を選択します。
- 『5 振込で「定額現金」の設定、賞与の「定額振込」「定額現金」を設定する』を選択し、『実行』をクリックします。
- 『賞与に設定』のタブを選択し、左側のリストで個人情報の予備項目のうち、使用していない項目を選択してから、賞与の定額現金支給の『変更』を選択⇒賞与の定額現金を変更しますか?で『OK』を選択⇒変更しました。で『OK』を選択します。
- 全てのフォームを「×」で閉じて、『個人情報』⇒『その他』タブを選択します。
- 左のリストより、従業員を選択し、各個人の『賞与定額現金』に定額現金支給額を入力します。
- 設定後、計算をおこないます。
【振込区分】で『現金』が選択されている場合
『賞与定額振込』に設定された金額が振り込まれる金額となり、定額振込額を差し引いた金額が現金支給になる設定です。
例:差引支給額が258,000円の賞与で、定額振込額を50,000円と設定した場合
⇒現金208,000円 振込50,000円
- 事業所ファイルを開き、左下の『基本項目』⇒『数式情報』タブ⇒『その他数式適用集』を選択します。
- 『5 振込で「定額現金」の設定、賞与の「定額振込」「定額現金」を設定する』を選択し、『実行』ボタンで実行します。
- 『賞与に設定』のタブを選択し、左側のリストで個人情報の予備項目のうち、使用していない項目を選択してから、賞与の定額振込の『変更』ボタンを選択。⇒賞与の定額振込を設定しますか?で『OK』を選択。⇒変更しました。で『OK』を選択します。
- 全てのフォームを「×」で閉じて、『個人情報』⇒『その他』タブを選択します。
- 左のリストより、従業員を選択し、各個人の『賞与定額振込』に定額振込額を入力します。
- 設定後、計算をおこないます。