更新日:2025年7月17日
毎年10月頃に改定される「最低賃金」。労務トラブルや法令違反を防ぐためには、早めの確認と継続的なチェックが欠かせません。
Cells給与の「最低賃金」機能では、都道府県ごとの地域別最低賃金に基づいて従業員の賃金チェックができる機能が搭載されています。
本記事では、最低賃金改定に対応するための「3つの時期」ごとの操作方法をご紹介します。
【7月中旬〜】 目安額公表:次年度のリスクをチェック
厚生労働省より、全国の都道府県別に最低賃金引上げの目安額が発表される時期です。
この段階ではまだ正式決定ではありませんが、目安を参考にして次年度に最低賃金を下回る可能性がある従業員を事前に把握し、顧問先への事前検討を促すことが可能になります。
最低賃金改定に向けた現状チェックと顧問先への説明資料作成
1.個人情報を開き、右側の「最低賃金」をクリックして立ち上げます。
開いた画面で、本年度の最低賃金が反映されていることを確認します。
※「最低賃金」~「都道府県」が空欄の場合は、「都道府県」欄に該当の都道府県を直接入力するか、個人情報の「年月日/住所等」タブ内にある「住所」欄に、都道府県を含めた住所を登録してください。
2.「設定」から、最低賃金対象手当や基礎日数等の設定をおこないます。
設定を変更した際は、必ず「時給の再計算」をクリックしてください。
※詳細な設定方法は、「最低賃金」チェック機能 操作マニュアルにてご確認ください。
3.「並替」にて、表示順を変更します。
「時給換算」を「昇降」で並び替えをおこなうと、最低賃金額に近い従業員順となるため、
次年度の最低賃金額引き上げ予定額を下回る可能性がありそうな方を確認しやすくなります。
4.「印刷」または「ファイル出力」をおこないます。
顧問先様へのご説明資料としてご利用ください。
【8月〜9月頃】都道府県での正式決定:手入力にてすぐにチェック
都道府県ごとに、正式な改定額が決定・告示される時期です。
Cells給与のアップデート前でも、決定された金額を手入力することですぐにチェックが可能です。
該当都道府県の最低賃金額を手入力してチェックをおこなう
上記の「目安額公表後の活用(7月中旬〜)」の手順1~3が完了した状態にて、「最低賃金」の欄に、決定された次年度の最低賃金を入力します。
- 手入力をおこなったセルは黄色になります。
- 現在の最低賃金へ戻したい場合は、「都道府県」項目で改めて該当の都道府県を選択し直してください。
- 手入力した最低賃金額を保存したい場合は、終了の際に「保存して終了」してください。
最低賃金を下回る従業員の有無を確認後、資料を出力して顧問先へ説明
必要に応じて「並替」をおこない、「印刷」または「ファイル出力」をおこないます。
最低賃金を下回る従業員がいる場合は、次年度の最低賃金が運用開始されるまでに給与改定が必要となります。 Cells給与から出力した一覧表資料を顧問先への説明や提案にご活用ください。
【10月〜】新最低賃金適用開始:給与計算前に最終チェック
10月以降、全都道府県で新しい最低賃金が正式に適用開始されます。
Cells給与は47都道府県の決定額が出そろってから、次年度の最低賃金の反映をするバージョンアップをおこないます(例年9月下旬以降)。
新しい最低賃金額が反映されたバージョンアップ後は、最低賃金ファイルを開くと、最低賃金項目の上部の年度が更新されています。 10月以降の給与計算前に見落としがないか、再チェックにお役立てください。
操作方法は「最低賃金」チェック機能 操作マニュアルをご覧ください。
動画解説:最低賃金機能の操作方法(4分29秒)
| ・最低賃金の起動 | 00分34秒 |
| ・最低賃金の詳細設定と再計算 | 01分18秒 |
| ・並替と出力 | 03分34秒 |