※2023年5月2日18時50分追記
Excelのバージョン2304の一部環境にて、以下の対処方法を実施しているにも関わらず、マクロを有効にして起動できない、顧客ファイル等が開けない事象を確認しました。
■『Cells給与』が格納されているサーバー名やフォルダ名に、全角の数字・記号・スペースが含まれる場合は、半角に変更することで解消します。
■顧客ファイルのファイル名や数式適用ファイルに、全角の数字・記号・スペースが含まれる場合は、半角に変更することで解消します。
『Cells給与』をIPアドレス経由で起動すると、Excel画面上部に「セキュリティリスク:このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました」と表示され、ソフトが正常に起動できない事象を確認しています。
※以下は弊社ソフト『台帳』の画面イメージを例にご説明しています。ご了承ください。
■原因
本事象はMicrosoft Officeのアップデートにより、バージョン2203以降から順次セキュリティが強化されていることに起因します。これによりIPアドレス経由で開かれるネットワーク上のマクロをブロックする仕様に変更されました。
Microsoft Officeのアップデート内容の詳細については、以下リンク先をご参照ください。
【Microsoft関連情報:Office でインターネットから入手したマクロが既定でブロックされる】
■対処方法
『Cells給与』をIPアドレス経由で起動するのではなくサーバー名経由で起動し、ソフトからショートカットアイコンを再度作成し直すことで解消します。
サーバー名経由で起動する方法
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『Cells給与』を起動するショートカットアイコンを右クリックし「プロパティ」⇒「ショートカット」タブの手順で開き「リンク先」の箇所にてIPアドレス経由・サーバー名経由での起動状況を確認します。IPアドレス経由の場合は、以下の手順に進みます。
- サーバー名経由で起動する方法に変更します。
なお、サーバー名の確認方法やアクセス時に必要となるユーザー名・パスワードについては、弊社ではご案内ができかねます。恐れ入りますが、ネットワーク設定の管理者様(ネットワーク構築業者様など)にご確認ください。
- 以下リンク先【回答】の手順にて、『Cells給与』のショートカットアイコンを作成し直します。
『Cells給与』ショートカットアイコンの作成方法