このページでは、出勤時間や残業時間などの勤怠項目と、残業手当などの計算に使用する割増率等の設定方法について案内します。
目次
勤怠項目の登録内容
勤怠項目は事業所ファイル「基本項目」の「勤怠項目」タブに登録します。こちらに登録した勤怠項目名をもとに給与計算時の計算条件を設定したり、明細書に表示します。勤怠項目は、初期状態で登録されている出勤日数、有給日数などの11個の項目(既定項目)のほかに、任意で8個まで追加することが可能です。
各項目の登録内容
各勤怠項目は全角6文字以内で登録してください。
区分 | 項目名 | 機能説明 |
---|---|---|
A | 既定項目 | Cells給与に初期状態で設定されている項目です。場所の移動や並び替えはできませんが、名称は変更することが可能です。 例)遅早時間→不就労時間 など |
B | 計算手当1・2/ 計算控除1・2 |
任意の勤怠項目を登録できます。 (1)「手当・控除項目」タブの計算手当(控除)を登録している場合 以下のとおり入力します。 (2)使用していない場合 |
C | 入力項目A~D |
任意の勤怠項目を登録します。入力項目C・Dは明細書の勤怠欄ではなく、記事欄に表示されます。表示イメージはこちらのページをご確認ください。 手当・控除項目の登録の際に「60h超残業」の設定に変更をしている場合、「入力項目A」欄は「60h超残業」となります。設定の詳細についてはこちらのページの「手当・控除項目の登録場所」をご確認ください。 |
割増率等の登録内容
残業手当や休日出勤の計算時に使用する割増率や、1時間あたりの賃金単価を求める際に使用する1ヶ月の所定労働日数などを登録します。割増率等は事業所ファイルごとに「勤怠項目」タブ右側に登録します。
各項目の登録内容
項目名に(任意)の表示がある場合は、空欄でも給与計算が可能です。
項目名 | 説明 |
---|---|
基礎日数 | 1ヶ月の所定労働日数を入力します。こちらで入力した数値は、残業手当などの時間外手当や欠勤控除に使用する賃金単価算出時に使用します。 |
基礎時間 |
1日の所定労働時間を10進法(※)で入力します。こちらで入力した数値は、残業手当などの時間外手当や欠勤控除、遅早控除に使用する1時間当たりの賃金単価算出時に使用します。 ※7時間45分の場合、「7.75」と入力 |
残業 | 残業手当計算時の割増率を入力します。 |
休日出勤 | 休日出勤手当計算時の割増率を入力します。 |
深夜残業 | 深夜残業手当計算時の割増率を入力します。 |
60h超残業 | 60h超残業手当計算時の割増率を入力します。 |
予備1/2(任意) | 任意の登録項目です。計算式の設定に応じて1ヶ月の所定労働時間などを入力します。 |
勤怠項目・割増率等の登録方法
下記手順にて、登録をお願いします。
- Cells給与を起動し事業所ファイルを開き、「基本項目」をクリックします。
- 「勤怠項目」タブをクリックし、「計算手当1」~「入力項目D」の項目(※)に勤怠項目名を入力します。なお、勤怠項目名は全角6文字以内で登録をお願いします。
※ 勤怠項目のどこに登録したかによって、明細書の表示位置が決定します。また、こちらのページにもある通り、年の途中で登録位置を変更することはおすすめしておりません。最初にこちらのページにある明細書の表示イメージを適宜ご確認いただき、登録位置をご検討ください。
- 画面右側の「基礎日数」~「60h超残業」までを入力します。
- 勤怠項目名・割増率等の入力が完了したら、「登録」をクリックします。「登録しました。」とメッセージが表示されたら「OK」をクリックし、右上「×」をクリックして閉じます。
Cells給与初期設定ガイド 目次
Step1 Cells給与を導入するにあたって(導入前~Cells給与が手元に届くまで)
2.Cells給与を複数人で共有したり、自宅や外出先で利用したい場合
Step2 初期設定をおこなう(Cells給与がインストール可能になったら)
4.Cells給与購入時のご案内書類と契約内容の確認について
Step3 給与計算に必要な情報を登録する(初期設定が完了したら)
事業所情報の登録
9.勤怠項目と割増率の登録方法
従業員情報の登録
手当・控除の計算式設定
Step4 給与計算をおこなう(給与計算に必要な情報を登録したら)
24.マニュアル等の確認とサポートセンターへのお問い合わせ方法
Step5 賞与・年末調整の計算について